江豆町/小田扉

男性っぽい感覚を持った女性ギャグ漫画家、っぽい感覚を持った男性なのだと思う。他者との絶望的なまでの距離─「奇妙さ」─はそれ自体に致命的な害はないし、そもそも無自覚だから、ギャグ。でも本気だから、切ない。
今回は「妙」な多数の中に「普通」の少数が混じって、それゆえ逆説的に内容はマジメ度高め。終わり方も暗いしな。