• デッド・トリック(上)/華倫変
    • 電話を録音したテープのみで解決する推理物って・・・まぁ謎解きメインで読むもんじゃないんだろうけど。キャラクターとノリが小田扉作品に近い雰囲気だと思った。そして解説が尾玉なみえだー。
  • O.SHI.GO.TO./しりあがり寿
    • 商社(?)の企画部が舞台の2ページ漫画。例によってヘロヘロギャグ。88年〜98年の長期に渡って連載していたらしい。掲載誌がHanakoということもあってか時事ネタが多く、バブル末期〜21世紀直前の風俗・空気感がパッケージングされているのが興味深かった。どこまでギャグなのか良く分からないという話もあるが。ヨモヤマたん萌え〜(←最早しりあがりキャラでいいのか・・・)
  • 進め!!聖学電脳研究部/平野耕太
    • 桃組の連載なんかを見ても思うのだけど、この人って、第二世代末期という一番しんどい時代を過ごしたコンプレックスとプライドが原動力なんじゃないかなと。で、楽しげにオタってる第三世代に属する読み手に対して、羨望と諦観の念にひき裂かれながら、それでも説教せずにはいられない人、という印象を受けます。なんとなく、TAGRO田丸浩史あたりからも似た感じを受けるのですけど。
      とか言いつつ、普通にオタネタギャグとして超面白かったのでまぁいいです。感動したゲームが「リーフ全部」ってw そりゃ世代関係なく齟齬をきたすよw でも、今視点だからそう思えるだけであって、当時ならマジでいかねない感じは怖い。
  • 幕の内デスマッチ!!/吾妻ひでお
    • 驚異的なのは84〜85年作品にして、フィギア萌え族(笑)をネタにSFギャグをやってること。読みようによっては、なんてレベルじゃなく。しょっぱなからフィギア相手にオニャニーしようとしてるから、主人公。しかしコレを免罪符にする事はできんのだなー。漫画ファンだけじゃなく、現行二次元文化好きはもっと知ってなきゃいけないはずの人なんだから(大塚英志の受け売りか?w)。薬飲みながらゴロゴロと読書しているばかりの日記漫画(同人)を読むにつけ、心苦しいですよ。