げんしけん 3、4巻/木尾士目

買い逃してた3巻と。
17話での笹原くんとエロゲの距離感なんてまんま俺で、なんかちょっと泣けた。斑目の純情とプライドも、春日部さんの母性も、アホなんだけど泣ける。感情の表現がうまいから良くも悪くもまっとうな青春モノなんですよね。メンドイ部分(バイトやらゼミやら)は省かれてるってのも分かってはいるんだけど、社交性と謙虚さの無い俺には切なく羨ましい世界です。
数年後・・・就職した面々は仕事におわれる日々の中でオタ趣味からも遠ざかり、それは時代についていけない面が大きいのだが、「最近のオタはなってねーよなー」とか一人の部屋で呟く・・・みたいな最終話だったら救われるよむしろ。
因みに栞は春日部さん。大野さんがよかったけど田中と付き合ってるの知って(雑誌で読んでないので)、うーん・・そうなると荻上を推さねばなのか!?ってあたりでまぁ斑目以外なのでよかったです。あー、でもカバーしてない本屋でもう一冊買うかもな。微妙。