尺には尺を(Measure for Measure)/ウィリアム・シェイクスピア (小田島雄志訳・白水uブックス)

コレ面白かったです。キャラ設定からストーリーからムチャクチャなんだけど、そのせいで評論家の間ではイマイチな評価のようだけど。でもさー、心理学的に説明がつけられるような登場人物ばっかりの小説なんてもういいよ、って俺思うから。作り話なんだから筋が通ってないぐらいの方が面白いんだって。
ラストシーンにて妹属性であることを打ち明ける公爵(ヴィンセンシオ)が素敵です、とかそんな読み方でいいじゃない。