• 罪と罰(下)/ドストエフスキー(工藤精一郎訳)  (新潮文庫
    • 内容に触れるのもあまり…。下巻にもいくつか笑える場面があって、それはむしろ良かった。救われた。
    • ぼんやりと考えるに、ここに描かれているような葛藤を和らげたり、消し去ったりする事が、近現代を通して目指された主に制度に関する調整だったと思うのだが、その先にあるのが何なのかさっぱり検討もつかない俺は、帰着に釈然としなさを感じた。